吉野瀬川ダム完成

吉野瀬川ダム完成

吉野瀬川ダムが完成しました。ダムの運用は、令和8年6月7日からです。40年越しの完成です。重力式コンクリートダムで、総工事費は、451億円。30年に1度程度発生する規模の大雨に対し、浸水被害を低減させます。40年にわたる取り組みの大きな成果であり、下流域の治水に資するものと高く評価いたします。関係者の皆様に感謝です。竣工式では、関係者ら約200人が出席しました。石田嵩人知事は「流域の治水安全が大きく向上する。市街地に近い立地を生かし、観光資源として地域振興にも寄与するダムとしていきたい」と、主催者の挨拶をしました。

完成した吉野瀬川ダム

県によると、ダムの運用により、下流域での流量を2割強ほど軽減することができるとしています。吉野瀬川が氾濫危険水位を超え流域約2万5千人に避難指示が出された24年6月の大雨の場合、ダム運用下では越前市街地で3・5メートルに達した水位が約80センチ下がり、避難指示の発令が回避できると想定しています。

24年6月の大雨時の吉野瀬川

一方で、近年の豪雨災害を踏まえると、ダム整備のみならず、流域全体で水を受け止める「流域治水」の視点が不可欠です。特に上流域の森林整備は、雨水の保水や流出抑制、土砂災害の防止など、「緑のダム」として重要な役割を担っています。ダムも、森林も、どちらか一方ではなく、あわせた取り組みが必要です。

令和5年10月 定礎式(土田のぶよしも参列しました)
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