越前市は、現代美術運動の盛んなところです。紙・木・鉄などを用いた現代美術の祭典「国際丹南アートフェスティバル」が、越前市のショッピングセンター・シピイ 丹南アート特設美術館で開催されました。期間は、2023年7月30日から8月6日。同フェスは、丹南アートフェスティバルとして1993年発祥。地方としては高額の大賞賞金が300万円の公募展として始まりました。海外からの出品もあったことから、2回目からは国際を冠して開催。同フェス総監督は、八田豊。私の中学時代の恩師で、美術を習いました。文化運動に特別に熱心な先生です。人の思いがなければすぐに弱ってしまう文化運動を「枯れやすい木」と表現します。同フェス実行委員会会長(玉川喜一郎)は、30年の節目の中で、美術館はまだできていないが、このフェスをきっかけに、若い作家も育ち現代美術運動が広がりをみせていると評しています。今回の展示は、海外からの作品も含め、50人の実力派作家が出品。見ごたえのある内容となっています。
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