楽天 牧田明久コーチ野野球教室 20回目開催

12月28日、プロ野球楽天の牧田明久2軍外野守備走塁コーチ(42)=越前市出身=による野球教室を、母校の同市万葉中で開催しました。総合型地域スポーツクラブ「北日野スポーツ文化クラブ(会長 玉川喜一郎)」が主催。毎年開催し、今回で20回目です。土田のぶよしは、北日野体育協会の方々と共に、平成15年に北日野スポーツ文化クラブを立ち上げ、クラブマネジャーの資格を取り、事務局を担っていました。現在は、同クラブの監査委員です。牧田明久少年野球教室は、クラブ設立当初、地域のプロの技を地域の子供に伝えたいとの思いではじめました。20年間の長い間、ふるさとの子供の指導をしてくださっている牧田コーチに感謝です。

牧田明久コーチ野野球教室

野球教室は、同校野球部や同市の学童野球チームに所属する約80人の選手が参加しました。福井県野球連盟の元審判部長の山口隆治さん(同市西尾町)が支えます。約2時間の指導です。「ライバルがいること」「野球にもコツがあること」「ひとつコツを覚えること」「バッティングは、間が大切なこと」「キャッチボールは、胸にめがけて投げること」「ボールのキャッチは、体を動かし胸でとるようにすること」など、実習を通じて、野球上達の大切なポイントを伝えました。

牧田明久コーチ野野球教室

キャッチボールの基本となる相手の胸への正確な返球について、牧田コーチはボールの握り方が重要だと説明。「縫い目に指をしっかりかけて直球で投げることを意識してほしい」と呼びかけ、自身も家で天井に向かって投げて練習していたと話しました。相手が投げる瞬間から、ボールのくる方向を見て、体を動かし、体の正面の胸の位置で捕球してほしい」バッティングでは軸足への体重移動やバットの軌道について実演を交えながらアドバイス。各選手は指導を受けると振りが鋭くなり、快音を響かせていました。

牧田明久コーチ野野球教室

牧田コーチは「自分が小学生のときは、特にうまかったわけではないが、野球が好きで誰よりも練習を頑張った。何か一つでもコツをつかんで、プロ野球選手を目指してほしい」とエールを送りました。

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