獣害対策・里山の保全

孟宗竹の密集林

私の住む帆山町は、村国山の南側に位置しています。村国山は、市域の中央に位置し標高 238.9m、東西約 1.3 キロ、南北約 1.7 キロの独立した山。

里山の公園として親しんできた山です。しかし、猪や鹿による獣害が目立ってきました。

帆山町内はもとより、隣の矢船町にも出没し、

「帆山から来たイノシシが、うちの畑を荒らした。座敷まで入ってきた。」

「なんで、帆山から来たってわかるんや。日野山から来たんでないの。」

「追い払ったら、帆山に帰っていったさけ。」

などと、隣町からまで苦情があるありさまでした。町ぐるみの獣害対策を写真で振り返ります。

孟宗竹の密集林を伐採 猪の隠れ場所をなくします。孟宗竹は、ウッドチッパーで破砕処理します。
猪の柵となるワイヤーメッシュと支柱
ワイヤーメッシュを振り分けて配置
柵の設置 猪の突進、穴掘りに負けないように
猪の捕獲檻の設置

このような対策により、獣害はかなり減少しました。

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