草月インスタレーション「昇り龍」福井県支部展

草月会福井県支部(支部長 土田由萠)は、越前市の道の駅「越前たけふ」にて、いけばな展を開催。この 会場は、今年3月16日に開業したばかりの北陸新幹線 「越前たけふ駅」正面にあります。北陸新幹線の福井・敦賀延伸をお祝いし企画しました。支部長は、「自由で創造的な草月流のいけばなを通して、花の心が持つしなやかな力強さと輝く笑顔を届けたい。」「会員一同、心を込めて「お祝いの花」「お迎えの花」を、制作した。」と、開会の挨拶をしました。

福井県支部長のあいさつ
開会式でのテープカット
インスタレーション「昇り龍」

インスタレーションとは、絵画、彫刻、映像、写真に並ぶ現代アートの表現方法の1つです。 作品と展示する環境をも取り込み、空間全体を「ひとつの作品」としたアートです。自由で創造的な草月流だからこそ進化した分野です。草月福井県支部では、「昇り龍」をイメージして、インスタレーションアートを作りました。「龍」は、「力強さ」や「成功」を象徴し、「昇り」は、新幹線開業を祝い、「上昇」や「発展」への思いが感じ取れます。背景には、現在大河放映中の「紫式部」が、歌に詠んだ日野山が映えます。

インイタレーションの完成 長さ16m×高さ8m

今回の「いけばな展」では、特に余分な要素を取り去り、花の持つ美しさや個性を最大限にいかして表現しようとする、美意識を感じます。自然が豊かで、四季の移ろいがはっきりとした福井だからこそ、「いけばな」の中に自然の美しさや力強さか表われているよう感じます。

野外大作
野外大作
野外大作
草月会福井県支部のみなさん
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