NHK大河ドラマ「光る君へ」が、いよいよ始まりました。源氏物語の作者である紫式部が主人公。平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性です。ここ越前市は、今年の大河ドラマの主人公「紫式部」が、生涯でただ一度、都を離れて暮らした場所で、才能ある「紫式部」の感性をさらに豊かにした土地です。
「光る君へ」放送開始をお祝いし、越前市いまだて芸術館のパブリックビューイング会場にファン約500人が参加しました。出演者のトークショ-や初回放送を楽しみました。主催は、越前市などで構成する紫式部プロジェクト推進協議会。脚本を手掛けた大石静さんもスクリーンに現れ、越前国のシーンについて、「劇的なことが起こる」「越前和紙をすく場面が登場する」ことなどを明かしました。さらに、紫式部役の吉高由里子さんは、10月の紫式部下向の旅イベントへのラブコールに「ぜひ行きたい。まっててくださーい」と答えてくれました。予想では、越前国が登場する場面は、春以降。なんと、すでに「光る君へ」に、盛り上がっています。なんといっても、越前市は「紫式部と出会えるまち」ですから。
令和6年2月23日には、武生中央公園催事場に「光る君へ 越前 大河ドラマ館」が、オープンします。越前市では、大河ドラマ館だけでなく、紫式部公園、紫ゆかりの館、式部が暮らした越前国府の発掘現場、をはじめ、公会堂記念館、越前和紙の産地など、まち全体を「しきぶきぶんミュージアム」として取り組んでいます。