9月21日、越前市北日野小学校の5年生を対象に稲刈り体験が開催され、私も参加させていただきました。5月に子供たちが田植えしたコシヒカリの刈り取りです。北日野地区の杉本義弘さん(小野谷町)にご指導をいただき、稲刈り体験と脱穀体験をしました。
杉本さんからは、稲刈り鎌の使い方、稲の借り方、たばね方を教わりました。あわせて、杉本さんが子供のころの稲を刈った後の作業と、現在の作業の違いも教えていただきました。杉本さんの子供のころは、①鎌で稲刈りし一握りづつの束にして、②「はさ」をたて、③稲束を洗濯物を干すように乾燥させます。④乾燥したら稲の束をはさからおろし、⑤稲束からお米の入った籾をとりだすため脱穀します。こんどは、⑥籾を天日で乾かし、籾の中にある玄米を取り出す「もみすり」をします。⑦玄米で出荷したり、保存したりします。⑧お米の販売は、玄米の「ぬか」をとり精米します。お店では、精米したお米が売っています。現在は、①~⑤のほとんどをコンバインを使い田んぼの中でします。とても便利になりました。今回は、稲刈り後、足踏み脱穀機での脱穀体験もさせていただきました。